はじめに
ここではDigital Audio Workstation にて作成した自作MIDIの数々を紹介しています。
楽曲のほとんどは、MIDIではなくMP3ファイルにて公開しています。
MIDIファイルで公開できない理由は次のとおりです。
・ダウンロードする方々のMIDI環境が、こちらの音源構成と異なるため
(MIDI音源が違うとこちらが意図した演奏とはかけ離れた音でMIDIファイルが再生される)
・作成したMIDIファイルがGM・GM2・GS・XGなどの単体のMIDI再生音源を対象としたMIDIファイルではないため
(楽曲によって複数音源・最大100パート近くのトラックを使用したMIDI があり単体音源では再現できない)
などがその主な理由ですが、以上をご理解のうえお楽しみいただけましたら幸いです。
♪サンプルMIDI : マーラー 交響曲第2番『復活』より
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使用音源:YAMAHA MU128(1台/1ポートによる演奏)
アグスティン・バリオスの音楽
バリオス(アグスティン)
Agustin Barrios 1885 - 1944 パラグアイ

ギター奏者でもあったバリオスは、南米パラグアイの小さな町に生まれました。
幼い頃よりギターを学び、ソルやアグアドなどの音楽の教程を修めました。
国立専門学校では文学や哲学などの素養も身につけ、
青年になる頃には既に彼の演奏は国内でよく知られるところとなります。
25歳の頃にアルゼンチン・ツアーへ出かけ、ウルグアイのモンテビデオなどで盲目のギタリスト、
アントニオ・ヒメネス・マンホンとも出会い、交流を持ちます。
又、バッハの音楽にも傾倒し、バッハを作曲上の師と仰ぐようにもなりました。
1916年からの15年間をブラジルで過ごすなど中南米諸国を旅し1934年にはヨーロッパにも渡り、
ベルギーやドイツ、スペインなどでも演奏活動を続けました。
マンゴレというのは故国パラグアイに実在したインディオの首長であった「マンゴレ」を
芸名として名乗ったものだそうです。
自らをさすらい人や巡礼者と呼んだように、彼は生涯に大陸のほとんどをくまなく旅したのでした。
たいへん人柄のよかった彼は、やり手でもあった彼のマネージャーに商売として利用された?
などという逸話も残されてます。
晩年のバリオスは、中米のエルサルバドルの国立音楽院にてギター科の教授となりますが、
やがて病となり1944年8月7日享年59歳にて生涯を終えたのでした。
さて、ここでは彼の数多い作品の中でも極めて有名な『大聖堂』という音楽を紹介します。
この曲は3つの部分I.前奏曲(「郷愁」)、II.『宗教的アンダンテ』、III.『荘重なアレグロ』からなります。
このうちII とIII は、1921年にウルグアイのモンテビデオのサン・ホセの大聖堂を訪れたときの印象をもとに作曲され、
のちにI のみが1939年キューバのハバナで作曲されました。
♪「大聖堂」のMIDI
- MIDIデータ制作:YAPPY
- MIDIデータ作成年:2001年
- レコーディング:2002年(II、III)2008年(I)
- MP3変換:2008年
- 使用音源:VSTi+生音サンプリング(前奏曲のみ)
♪第2曲:宗教的アンダンテ Andante religioso![]()
ギターのMIDIというのは簡単に打ち込めそうですが、MIDIで再現するにはかなり厄介な楽器のひとつです。
ある程度はその奏法などを知っておかないと、まったくそれらしくは鳴ってくれません。
てなわけで、ギターが弾けない私がMIDI作成しても、この程度でしか再現できません。。。
前奏曲はハーモニクスを生音サンプリングしてMIDIと繋いでレコーディングしてみました。
多少(かなり?)、違和感はありますが、なかなかおもしろい実験でした。
それなりに楽しんでいただければ幸いです。
